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ヅラサバギ ビヂジョグ ゾ シジミ

ボセパ バンボ ゴロギソリ ロ バギ ズヅグ ゾ ビビビ ザ。

この雨だって絶対止むよ!そしたら青空になる!

ぼくを連れて行ってくれ。悲しみの無い未来まで。アルバムには思い出よりも黒歴史しかないけど。

 

 

 

 

・最近読んだものの話。

 

『アンゴルモア 元寇合戦記』(カドカワコミックスA)

発売日から気になっていたものの入荷数が少なくてすぐ売り切れてしまい、重版後の再入荷でようやく手に入れた作品です。タイトルの通り鎌倉時代後期に起こった「元寇」を元ネタとしていますが、内容の雰囲気的には『300』に近い感じです。わずかな手勢を率いて元の大軍から対馬を護る。主人公は訳あって流罪に処された元御家人なのですが、こいつがまためっちゃくちゃ強い。そして智謀にも長ける。リアルというよりは派手な戦闘シーンを楽しむタイプのマンガだと思っています。元軍の容赦ない残虐ぶりも合わせて非常に面白かった。3月に第2巻が発売されるので今から心待ちにしています。完売即重版も納得の一作です。

 

 

『鶴翼の絆4』(富士見ファンタジア文庫

他の艦これラノベとは一線を画するハード路線を貫く一作、今回は前巻の続きで14夏イベント「AL/MI作戦」が舞台。前回で赤城加賀翔鶴が大破撤退に追い込まれ絶体絶命の危機に陥ったMI攻略部隊、そして鎮守府近海に押し寄せる敵の別動隊…。基本的にはこの2つの場面が切り替わりつつ進んでいくのですが、艦これの根幹である「世界は深海棲艦によって危機にある」「深海棲艦を倒せるのは艦娘のみ」という設定が極限まで生かされた結果として、「ここで艦娘が負ければ人類は滅びる」という圧倒的な緊迫感が作中全体に漂っています。そして『鶴翼』シリーズの最大の特徴は、「艦娘は自身が太平洋戦争で戦っていた記憶をすべて保持しており、それが自身の精神などに多大な影響を与えている」という設定。作中でも簡単には語られていますが、各艦の生涯を調べてから読むと一層感慨深くなるはずです。

今作の主人公は飛龍と長門です。前者はMI作戦の場で、後者は鎮守府近海防衛の場においてそれぞれ自身の信念と誇りを全て賭けて戦いに臨むのですが、これがまた…最高にカッコいい。もうネタバレとか関係なしに言ってしまおう。

・蒼龍飛龍瑞鶴の作戦により敵機動部隊の猛攻を凌いだMI攻略部隊だが、敵の水上部隊の出現により瑞鶴と蒼龍が被弾し残存する稼働可能空母が飛龍一隻になってしまう(=奇しくも実際のMI作戦の再現)。精神的に不安定になった飛龍は空母としての能力に支障をきたしてしまうが、仲間たちの支えにより復活、残存戦力を率いて反撃を行う。この時の章タイトルがそのまま「飛龍の反撃」。仲間たちに加えて「もうひとり」「まるで父親のような手」(これで察せ!!)の支えを得て覚醒する流れがもう涙腺決壊。「飛龍は健在なり」の電文、「我これより航空戦の指揮を執る!」の台詞といい、このコンボは本当に卑怯でした。こんなん燃えて泣かない方が無理だわ。

・大和(前回の作戦で修復中のところを半壊状態で出撃)武蔵長門陸奥で戦艦棲姫率いる敵奇襲部隊を迎え撃つが、2隻目の戦艦棲姫の出現により作戦は破綻。長門は単身で戦艦棲姫を食い止めるべく奮戦する。戦艦レ級(elite)も出現し航空戦艦部隊が迎撃するも突破され、最後は陸奥がこれと交戦に入り…。「聯合艦隊旗艦」「世界のビッグセブン」という誇りをかけて明らかに自分より格上の敵とタイマンを張り、あろうことか優勢で展開する長門さん、本当にカッコいい。陸奥も「戦わずに事故で爆沈」という過去を背負い捨て身で戦ってる。この辺泣きっぱなしだった。うちでは基本的に低速戦艦は育ってないですが、育てようと思いました。

 

ぼくはこういう艦これアニメが見たいです。艦娘としての覚悟を賭けて辛いカレーを食うのか、戦艦棲姫とタイマンするのか、どこで差がついたんですかね。鎮守府の守護神はどっちだ。

 

 

 

きもくてひまなおたく。

 

 

 

おわり。