ヅラサバギ ビヂジョグ ゾ シジミ

ボセパ バンボ ゴロギソリ ロ バギ ズヅグ ゾ ビビビ ザ。

…殺したくなる顔だな。

イカ墨の爆発ではよろけもしないのに、ガドル閣下の空気弾でめちゃくちゃノックバックするタイタンの装甲どうなってんだ。キモすぎるおたくな話。

 

 

 

 

先述したとおり、うちのバイト先では今艦これのアニメが流れています。忙しい中で艦これの音声をひたすら聞いていると、なんだか現実逃避にも似たようなことをいろいろ考え始めるわけです。そこで今回は思いついたうちのいくつかを書き散らしてみたいと思います。

 

艦娘と深海棲艦って何。そもそもどういう関係なのこいつら。

公式では「艦娘=WW2時の船の魂を宿す少女」「深海棲艦=船の怨念、戦争への憎悪から生まれた存在。艦娘とも何らかの関係が…?」といった感じ。ぼかされてはいますが、まあだいたい艦娘と深海棲艦は表裏一体、光と影のような存在だと思ってしまっていいでしょう。昨今では『南方棲戦姫』『駆逐棲姫』『空母棲鬼/姫』『中間棲姫』『空母水鬼』『軽巡棲鬼』など露骨にそれっぽい深海棲艦も増えているので信憑性は増してきています。さて、ここで「えっじゃあこいつらなんでこんな大量発生してんの、船の魂ありすぎでしょ」という疑問が浮上してきます。とりわけ『雷巡』なんて存在は世界見渡しても日本にわずか2隻しか存在しないにも関わらず、ゲームではウジャウジャ湧いてきますし。これはどうなるのか?

艦娘も深海棲艦も、元の魂から細かく分かれた欠片なのではないか

鋼鉄の兵器に魂があるのかという哲学的な疑問はこの際無視するとして、大元の『船』があり、そこから大なり小なりの欠片として生まれたのが艦娘であり深海棲艦であると考えれば、一応大量発生の説明はつきます。また同じ艦娘が2人以上在籍できるのも同様でしょう。艦娘が大元の船の形状を受け継ぐのに対して深海棲艦はなんとも抽象的な姿になってしまうのは、この欠片の大小によって変わってくる可能性があります。前述の「そのままな姿な深海棲艦」は艦娘と同じように大きな欠片から生まれてきたのだとすると、なんとなくわかりそうな気がしてきません?そうするとまた新たな疑問。同じ欠片から生まれたのなら何が行先を決めるのか。

艦娘と深海棲艦ってどう違うの。どうやって悪堕ちorドロップするの。

いろんな二次創作等を見てもこの辺りはだいぶ人によって解釈が違いますが、結局のところぼくの説としては「プラスの感情を持って生まれるか、マイナスの感情を持って生まれるか」の差だと思っています。艦娘には陽気な性格の子が多い一方で、深海棲艦は常に呪いのような台詞を吐いてきます。深海棲艦のイラストを手掛けたおぐち氏は「怒りの感情の発露」をデザインモチーフにしているそう(ソースはFebri20号のおぐち氏インタビュー)で、ここからも深海と負の感情は切り離せない関係にあると言えそうです。艦の記憶にも「戦勝」「活躍」「美談(救助など)」といういい面や「敗北」「轟沈」「悪行(虐殺など)」という悪い面もあるでしょうし、これらが2つの生まれ方を分ける要素であることは確実でしょう。

じゃあこいつらはどうやって生まれ変わるのでしょうか。まずは艦娘について。公式には「艦娘が轟沈すると深海棲艦に変わる」ということがほのめかされています。ならばまずどこから深海へと堕ちるのでしょう。まず姿から変わってしまうのか、それとも心の方から悪堕ちしてしまうのか。ぼくとしての結論は後者です。まず生まれる時に「感情の持ち方」によって善悪が決定されるという考えなので、やはりそこの根本が反転してしまうことから深海棲艦化が始まって行く方が自然ではないでしょうか。水底へ沈み「後悔」「憎しみ」「悲しみ」という感情に塗りつぶされてしまった艦娘は、まず心が深海の者と等しくなってしまう。そうして時間をかけて体まで変わっていくのだ…というのがそれっぽそう。また、あまりに強い負の感情を抱いたまま深海化すると、生前の艦娘としての印象をどこか残した姿になる…というのはどうでしょう。なんかすっごく説得力ありそう。あるとは言っていません。

逆に深海棲艦が艦娘として「浄化」される場合も、やはりまず心の方から憎しみの呪縛から解放されるのではないでしょうか。イベントボスの撃破時に、台詞の最後だけが音声マスクが解除され普通の声になるというのも有力な根拠になるでしょう。憎しみにある種「乗っ取られた」状態から、撃破されてようやく解き放たれていくと考えれば浄化という表現が妥当ではないかと思います。なんかそういうラスボスよくゲームに出てくるじゃないですか、具体的には思い出せませんが。そうして心から毒が抜けて、ようやく体にかけられた呪いも晴れて艦娘としての姿を取り戻す。これがいわゆる「ドロップ」な気がする。強すぎるイベントボスは、核となる魂の他に巻き添えを大勢取り込んだ怨念の集合体みたいな感じになっているのかもしれません。だから攻撃してそいつらから浄化し引き剥がさないと、本体の魂を浄化できない(=完全撃破出来ない)のではないでしょうか。ゲージ削り部位破壊説を提唱していく。

ここまで来るとなんとなくわかった気になってきます。単にぼくの妄想を並べてるだけなので本質的には何もわかってないのですが。ここで、アニメ的に「こいつら深海棲艦と戦わずに遊んでていいのかよ」という指摘に対する回答が浮かんだのでそれも述べてみましょう。

・遊びこそ艦娘には大切な要素だった…?

戦闘は基本的に人の心を荒ませます。戦争に出征した兵士が何らかの心の傷を抱えて帰ってくることが多いのもその証拠でしょう。戦争は遊びではなく命のやり取りなのです。要するに、戦闘ばかりしていると自ずと死人が出ます。どんどん「敵への憎しみ」「味方喪失の悲しみ」がエンドレスに降りかかってきます。ぼくの説に拠れば、この状態は『負の感情の蓄積』に他なりません。これが続けばやがて憎しみに支配された「深海棲艦」そのものになってしまうわけです。だからこそ定期的に気分転換する必要性が出てきて、あんなお遊びに走るのではないか…という説を提唱します。おそらくあの世界では誰もが「艦娘と深海棲艦は紙一重」だと知っているのでしょう。誰だってあんな気持ちの悪い化け物にはなりたくありません。だから知人が死のうとも気分を入れ替えずにはいられないのです…。なんか怖い世界みたいになってきた。

最後に、アニメ原作一切関係ありませんが個人的に好きな説を。

艦娘は沈まなくても深海棲艦化するのではないか

前述のとおり、ぼくは「心が負の感情に囚われた艦娘は深海棲艦化する」説を採っています。つまり沈んで体が変わらなくとも、艦娘としての姿かたちのまま、心だけが深海棲艦化する可能性もまたあるのではないでしょうか。たとえば『大好きな姉妹たちが全員目の前で沈んでしまった。その全員を後日深海化した姿で発見し介錯した』状況だと心がおかしくならない方が稀でしょう。沈まないので体は書き変わらないけれども、完全に以前の優しさ明るさ可愛げ知性を失った破壊兵器と成り果てる艦娘。記憶が書き換わらなければ敵味方の区別はつけてくれそうだけど、たとえば目を金色に光らせた電ちゃんが容赦なく魚雷叩き込んで敵艦沈めまくって笑ってる様子とか想像すると背筋が寒い。水底に呼ばれて敵に回った時のことを考えるとさらに恐ろしくなりますね。レベル150最新装備フルセットで深海化した大和さんとか。これの延長として、個人的に夕立改二は「リミッターをちょっと外して深海化をほんの少し進めた」形態だと思ってます。目真っ赤だし能力跳ね上がるし好戦的だし。

結論としては、艦娘も深海も感情のあり方が違うだけで基本的に同一。仮面ライダーの主人公と怪人みたいな感じ。いつどっちに転んでもおかしくない危ういバランスの上で成り立っているがゆえにお互い凄まじいパワーを発揮するのだ、というとすごくヒーローものっぽい感じがする。でも最後はどうなるんでしょうねこれ。駒を取ったり取られたりしながら王将の無い将棋を延々と続けていくだけじゃないんですかね…無限ループ怖い。

ぼくの現実逃避考察ごっこはこんな感じですね。もちろん日々きちんとお仕事はしています。今の段階で夜番にぼくより上の人いないので、ぼくががんばるしかない。

 

 

 

 

 

暇を持て余すとおたくはどんどん気持ち悪い生物になっていく。

 

 

 

 

 

おわり。